クリスマスレポート1「イブ礼拝」

今年のクリスマスは24日が日曜日だったので、クリスマス礼拝もイブ礼拝も同じ日にあった教会が多かったのではないかと思います。
長野県町教会は一日早く、イブ礼拝を23日の夜にいたしました。

教会の前の通りはオフィスビルが並んでいます。夕方には真っ暗。
そこでイブ礼拝の夜にはたくさんのキャンドルを灯して道行く人を招きます。
「ここで礼拝がありますよ!」
小さな光たちがイブ礼拝をお知らせしました。

イブの讃美礼拝は日曜朝の主日礼拝とは趣の違う、聖書朗読と賛美が交互になされる礼拝です。
はじめに暗い礼拝堂に燭火が輝き、その火が一人一人の手元のロウソクに渡されて行きます。世を照らすまことの光・キリストのご降誕を、聖書朗読に静かに聞き、その御業をほめたたえて賛美します。

説教は、マタイによる福音書2章1-6節より「王はどこにおられるか」
ページェントでおなじみの東の国の博士たちと共に、まことの王を探す旅に出かけました。
キリストを拝んで帰っていく礼拝者たちは、もうこの世の王の支配のもとには戻りません。この世界の造り主である神の御子、イエス・キリストの治められる世界をこそ「自分の国」として帰っていくのです。
同じように見えてまったく違う、神の栄光が輝く自分の国へ。