婦人会、ダニエル・ノルマン宣教師邸へ

「青い目をした信州人」と紹介されるほどに長野の人々に親しまれたダニエル・ノルマン宣教師。

1903年から33年間、キリストの福音宣教のために、この地で働いたノルマン師の宣教師邸は、県町に建てられました。今は飯綱高原に移築され、「県宝」に指定されて保存されています。

9月13日、婦人会の面々で飯綱高原を訪ね、教会としては何十年かぶりに中へ入りました。

 

 

 

 

 

かつて教会の隣にこの宣教師邸が建っていた時、戦後の会堂再建までの間、ここで礼拝が守られていたことを思いつつ、この日の開会礼拝をしました。

 

 

 

 

 

研修として、「長野のノルマン」の中に掲載されていた宣教のエピソードを読みました。まさに使徒言行録のパウロのように、はじめは宣教師邸に石を投げていた青年が、ノルマン師の語る福音に打たれて、25年後には聖書を販売する仕事をするようになったという証でした。

これまで肖像画でしか知らなかったノルマン師の姿が生き生きと思い浮かび、この宣教師邸内にひょっこり笑顔で登場するような気さえしました。

使徒の宣教と、ノルマン師の宣教、そして今とが繋がる貴重な研修でした。130周年を迎えた長野県町教会が託されているもの、そして福音の力を思いつつ、主にあって、また新しい「わたしたちの伝道旅行」を続けることができますように。