125周年シリーズ「長野ヒム・メイツ コンサート」

125周年の記念事業のレポートシリーズです。

「長野ヒム・メイツ コンサート」

久しぶりの雨になった5月13日土曜日の午後、礼拝堂は百人の人々で満たされました。
記念コンサートに招かれた長野ヒム・メイツ(讃美歌仲間の意)は、1985年3月「讃美の声をもって神を証ししたい」と願う近隣教会の女性たちが集って結成。現在は会員約30名の混声合唱団です。
指揮者の高浪晋一氏は、その若い日に長野県町教会で受洗、国立音楽大学に学び、玉川学園や国立音楽大学で教鞭をとられました。定年退職後は、多くの合唱団の指揮・指導と合唱曲・器楽曲の作編曲の創作活動を続けておられます。なお讃美歌21には同氏作曲の10曲が採用されています。

「平和」を主題とするコンサートは、澄んだ女声の「ハレルヤ わたしは心をつくし主に感謝をささげる 正しい人々の集い 会衆の中で」(詩編111)で始まりました。続いて讃美歌21から499番、422番、429番等を含んだ平和を祈る讃美連曲が演奏されました。

休憩をはさんで、再開後は讃美歌21の393番、542番、そして日本賛美歌学会訳の新しい賛美歌「未来に向かって歩きだそう」が歌われました。
続いて参加者全員で「こどもさんびか」から平和を主題とする3曲を大合唱。
終曲は中世のキャロルとタンザニア民謡(讃美歌21の318番と333番)の連曲が晴れやかに歌い上げられました。

教会外からの参加者から「讃美歌、教会音楽の美しさ、素晴らしさ」を讃える声が聞かれました。これらの方々と一緒に心からの讃美をすることができたら何と素晴らしいことでしょう!

juro.H