支えられている

夏の真昼、歩行中に突然左足が痛みだしました。
医師より、注射で痛みを抑えるか、または手術で90%以上の鎮痛効果を得るかの選択を告げられました。考え迷い、また考えなどして二か月後、手術を希望しました。
11月半ばに無事終わり、一か月で退院となりました。一人でリハビリしながら徐々に日常生活にもあまり困らずに歩くことができるようになりました。
そしてクリスマスの礼拝には、電車に乗りバスに乗りして教会に着くことができました。
入院中のリハビリ治療は、悲鳴の出る程苦しい時もありましたけれど、主の御手に支えられてがんばれました。
「支えられている」と心に感じられるということは、生きている中で如何に嬉しいことかと思いました。そして新しい年を家族と迎えることができ、感謝でした。

人工の関節老いに 夢与え
支え入れオモチャのように直る膝
曲れよと撫でる術後の膝いとし
新婚の孫のしぐさに初笑い
逝くまでは花風雪がみんな友

satoko.S